雛祭りで飾る雛人形はテレビなどで見ると何段もの上に一目では数え切れないくらいの人形が飾ってあります。
しかし私の家ではお内裏様とお雛様、そして女の子の人形が一人、ちょこんと据えられているだけです。
初めてテレビで大きな雛壇とたくさんの雛人形を見た時はなんだかとても惨めな気分になりましたが、今はそんなことはありません。
見る場所に困らないと言ってはおかしいかもしれませんが、大きな雛壇の上のたくさんの人形に目移りするよりも、お内裏様とお雛様の二人だけの空間をじっくりと眺めることが出来て和やかだな、と思うのです。
豪華できらびやかな雰囲気の大きな雛壇とたくさんの雛人形。
質素で静かだけれどとても落ち着く小さな雛壇と二人だけの雛人形。
どちらもそれぞれに特徴があり、良さがあると感じられます。
私は慣れ親しんだ小さな雛壇が好きです。
今大きく豪華な雛壇がたくさん飾られたり売られたりしていますが、こうしたこじんまりとした雰囲気も良いものとして、一度は味わってみてもらいたいです。